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廃校美術館のススメ。
日本の少子高齢化が叫ばれて久しい。

出生率も低く、お年寄りは長生き。「こども手当」のような一時的な政策による底上げはあるかもしれないが、客観的に見て日本は「年寄り国家」を辿る一方と言える。

私は20、30年後には六本木ヒルズはおじいちゃんおばあちゃん達の憩いの場になっているかもしれないと本気で思っている。
そもそも施設というのは利用者と共に加齢してしまうのは不可避。今のヘビーユーザの30代、40代がこのまま使い続ければ十分にありうる話のはず。アカデミーヒルズもカルチャースクールに近づいてくるかもしれない。

さて。話は戻り。そんなこんなで今後、この国の出生率が爆発的に改善する事は残念ながら考えにくいので、児童数減少によって廃校に迫られた学校は次の「目的」を探す事になる。

世田谷ものづくり学校は、所謂都内の「廃校プロジェクト」の先駆けと言える。
ここは、若いクリエイティブを孵化させるインキュベーション施設。入居料もお手頃で、何より周りに様々な分野の若いクリエイターがいるという事は、次のクリエイション発想にも繋がる。実際知り合いの起業家達も何人かここで活動している。

その他も、ソニーが廃校を利用して「水のない水族館」を開催したり、ものづくり学校と同じようなコンセプトを持った廃校プロジェクトが幾つか立ち上がっている。

昔は廃校というと、肝試しの対象になったり、なんだか暗いイメージが伴ったものだが、違う明かりを点そうと少しずつ廃校の有効活用は進んでいる。

そんな中、いつも思っていたのが「どうして都内にPS1みたいな現代美術館を作らないのだろう」ということ。

そもそも、東京は特殊な都市だ。海外からアートラバーが来て、日本の現代アートを見たいと思っても、常設している施設が無い。ムラカミもナラも、見られない。冗談でなく、「帰ってニューヨークかロンドンで見て」となってしまう。数少ない日本現代アートの「点」さえ見せられないのだから正直お粗末なのが現状と言わざるを得ない。

都内にある程度の規模感のある新築の美術館を設立するのは、まず不可能と言える。
個人的には国立新美術館が現代アートに方向転換してくれるなら万々歳(大変失礼ながら)だが、現実的ではない。

そこで冒頭の廃校プロジェクトに結びつくわけだ。

都内の新たな観光スポットとしても、採算性のあるプロジェクトとしても、十分可能性を秘めた話だと本気で思っている。

ある程度の規模感さえあれば別に廃校でなくても良い。昭和の香り満載の古アパートや団地とか、Tate Modernじゃないけど水道局でも良い。

そういう施設の再利用アイディアコンペとかないのだろうか。。

と思っていた矢先、山口さんにこのお話をしたら、まさに同じような事を思いかなり密にプレゼンをされた時期もあったそうだが、色々と「大人の事情」が遮り、実現ならなかったとの事。

誰かが一つモデルケースを作れば、一気にこのコンセプトが広がりそうな予感はするんですけどね。「先例」重視の地方自治体のマインドセットが変化する機会が来る事を願う。
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【2009/10/23 14:58】 アート。 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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