諸事情があり、急遽TOEFLを受ける事に。
TOEFL受験は、なんと8年ぶり。しかも、生後2ヶ月の乳飲み子を抱える私は、事前勉強どころか睡眠時間もここ最近は2、3時間と言うへろへろの状態で4時間半の長丁場試験に突入しました。(ちびさん、相変わらず夜は長く寝ません、、)
しかもしかも、何に驚いたって、最近TOEFLにスピーキングのセクションが加わったのですが、普通にパーティションもちゃんとないような大教室のコンピュータールームみたいな試験会場で、突然お隣や周辺の人が大声で話しだすんです。
試験開始時間は到着順なので、早く試験を開始していたお隣さんが、こっちがリスニングの試験をやっている最中に横で大声で喋り始めます。事前に準備もリサーチも出来ず、3日前の飛び込み申し込みだった私は、突然の出来事にびっくりしました。ただでさえ寝不足で集中力が無い私はこれが気になってしまって仕方なくて、自分のリスニングが気づいたら終わってたり。
追い打ちをかけるように、横の受験生「推定20歳の西海岸育ちのばりばり帰国子女」(みなさんの周りにも一人はいますよね、あの妙に陽気な日本語たどたどしい気さくな日本人ですよ)が、同じように試験の仕組みを理解していなかったらしく、周りの人の声を聞いては「Oh Gosh!」とか解答時間がタイムアップになってしまったのか「Gee!!」とか言って頭を抱えるなど、やたらリアクションがでかく、疲れている私のツボに入ってしまい更に集中力低下。
スピーキングの試験は、突然スクリーンに問題が表示され、15秒で考えるカウントダウンクロックが開始され、その後45秒でマイクに向かって喋る、という極めて機敏な反射神経を求められるもの。これ、何語であっても結構難易度高いです。
ちなみに私は「インターネットが世の中に与えた影響に付いて、良いものか悪いものか議論せよ」という質問に、15秒では何も良い例えが思いつかず、
「インターネットはおおむね世の中に良い影響を与えていると言えるであろう。例えば、マイケルジャクソンが去年亡くなったときも世界中のファンが同時にその情報を得て喪に服す事が出来た。これは、インターネットの発展無しにはなし得なかった事だ。彼のような偉大なアーティストは世界中にファンがいる。彼らがこのような平等の知る権利が出来た事は素晴らしい。よって、インターネットが与えた影響は好ましいと考える」
という小学校5年生の文集のような回答をしてしまいました。てかどんだけマイケル信奉者ですか。
結果は求められていた水準を満たしていたのでとりあえず再受験は必要なさそうですが、それにしても今のTOEFL、英語力以外の能力が激しく試されている気がします。
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